皆さんこんにちは。
種市真由美です🌹
今日も皆さんに命を繋ぐ防災未来バトン
をお届けにきました🎁✨
ぜひ受け取って下さいね。
今年九州では大雨☔が降り例年より早い梅雨入りとなりましたね。
今年も各地で大雨による水害が予想されます。
年々増える洪水の被害に心を痛めている方も多くいらっしゃると思います。。
より沢山の人命を救うには、災害が発生する前よりも素早く安全な場所に避難する事が重要です❗
難しいのは『いつ避難するか』。
まだ大丈夫!
まだ大丈夫!
と思っている内に気付けば逃げる事が出来なくなり命を失ってしまう方が多くいます。。。
また、土砂災害等は突然発生するものである為、なかなかその発生タイミングを見極める事は難しい状況です。
自然はどんなタイミングで私達を襲ってくるか分かりません。
その為、まだ大丈夫だろうと思えるタイミングに避難を完了させる事も実は非常に大切な事です❗
過去の災害を教訓に日本でも逃げ遅れを防ぐ為にどんな風に国民に危機的状況を伝えるのが良いか思考錯誤が繰り返されてきました。
それでもなお逃げ遅れの課題は克服出来ていません。
今年そのような背景から再び議論が交わされ、災害時に発令する『警戒レベル』の変更が行われる事になりました。
大切な事は変更されるだけではなく、その変更された内容が国民にしっかり認知され、避難行動に繋がる事だと考えます❗
『警戒レベル』の改正は、2021年5月20日からの運用を目指すようです。
テレビではこちらのような放送が流れました(一例)
⬇
「緊急安全確保」「避難勧告廃止」大雨警戒レベル変更で命を守る行動・全員避難を呼びかけ【高知】 (21/05/12 18:40) - YouTube
では大きく変わった部分を2つ説明していきます👀
【変更箇所①】
①市町村が発令する『避難勧告』を廃止。
『避難指示』に一本化。
➡逃げ遅れで特に注意が必要なのは洪水や、土砂崩れといった急激に状況が変わる災害ですね。
2019年5月に導入された『大雨警戒レベル』は、2018年7月に発生した西日本豪雨災害で避難する人がきわめて少なかったという背景があります。。。
避難の発令がされていたにも関わらず、それでも避難しなかった。
その背景には、『過去大丈夫だったから』『まわりが逃げていなかったから』等の理由が見受けられました。
【広島県での土砂災害】
しかし、逆にお互い呼び掛けや、日頃から避難の訓練を行っていた場所ではスムーズに避難が行われたという事例もあったのです。
つまり、国民1人1人の避難への気持ちが相対的に上がる事は、同時に1人1人の避難行動を高める事に繋がるのだと思います。
コロナの状況化で、一概に自宅から出る事が良いとはされていない状況ですが、まずは、我が家はどうするのか家族で話し合いをしておく事は非常に大切ですね。
今まで警戒レベル4は『避難勧告』『避難指示』の2つでした。
本来避難出来る時間的余裕を持って『避難勧告』は発令され、すぐに避難をしてほしいという意味合いがあります❗👀
しかし『避難勧告』はまだ大丈夫❗
と思ってしまう方も多く、逃げ遅れる事例が非常に多い現状です。
今回の改正に伴いレベル4の『避難勧告』は廃止され、『避難指示』の一本化にする事で、より避難のタイミングを分かりやすく、かつ素早く国民の避難行動に繋げられるものと期待されます。
今まで避難勧告を出していたタイミングで避難指示を出すと変更されますよ❗
【変更箇所②】
②警戒レベルのレベル5を『災害発生』から『緊急安全確保』という表現に変更。
➡さらにレベル5の表記も変更になりました。
今までは『災害発生』といった災害の状況に対する表現だったものを『緊急安全確保』という国民側の行動を示す表記に変更になりました。
ただちに安全な場所で命を守る行動をしましょうという事です。
本来はレベル4で避難を完了させる必要がありますが、それを逃してしまった場合、高い階に移動したり、窓際から離れる等少しでも安全な場所に移動するようにしましょう。
外にいる場合には、丈夫な建物に避難したり、高い建物に避難する等の行動が求められますよ。
まずは自分や家族の命を守る事を優先し、素早い避難を心掛けたいですね。
『自分の命は自分で守る』
そんな1人1人の行動が多くの人命を救う事に繋がるでしょう。