*命を繋ぐ防災未来バトン* みんなに届ける明日を生きる力

災害・防災・環境問題 私達に出来る支援や備えについて考えてみよう! 1人1人の力が繋がり大きな支援の輪になりますように。参加したボランティア活動についてもご紹介します。 

第2回シンポジウム❗ 令和時代に求められる『緊急避難』の形って何だろう⁉  2020.9.22(火)

皆さんこんにちは。

 

種市真由美です🌹

今日も皆さんに命を繋ぐ防災未来バトン

をお届けにきました🎁✨

ぜひ受け取って下さいね!


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9/22(火・祝)にこちらのシンポジウムに参加してきました❗

この日ニュースでは丁度関東に近付く台風情報が頻繁に放送されていましたね🌀☔

 
シンポジウムの主テーマは正に
『避難情報・避難行動』
についてでした❗

 

 

令和のこの時代🌏

・人命を救う為にどのような避難情報を出せば良いか

・私達はどのような判断で避難行動をすれば良いか

専門家の皆さんから様々なお話が聞けました。

 


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今回こちらのシンポジウムを主催されたのは

『令和防災研究所』の皆様🌹

 

 


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シンポジウム当日に、参加者全員に令和防災研究所に関するパンフレットが配布されました。

研究所の皆様シンポジウムの開催本当にありがとうございました😌❤

 

 

 

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これまでの活動内容を見ると、この研究所設立への準備がスタートしたのが2018(平成30年)7/30。

記憶に新しい西日本豪雨 災害があったすぐ後なのだと知りました☝

そして翌年の2019(令和元年)5/1に令和防災研究所が設立されたようです❗

まだまだ新しい組織なんですね(驚)

これから様々な講演会を開いてもらえたら嬉しいですね。

オリンピック関連施設の視察等もされていらっしゃるようですね🗾🎌

 


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今回のシンポジウムパネルディスカッションでも進行役をお務めになった所長である青山さんのお話も今回聞く事が出来ました。

とても優しくゆったりと落ち着いてお話される姿が印象的で、聞いている参加者側に非常に安心感を与えるお方でした。

とても聞き取りやすく、分かりやすい説明をありがとうございました✨🌹

 

 

 

 

 


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シンポジウムでは昭和~平成~今にかけて、私達に伝えられる『避難情報』がどのように移り変わってきたのか過去の災害と照らし合わせてお話を聞く事が出来ました❗

 

過去の災害を振り返り調べていくと
避難情報が『全域など広い範囲』
に出された場合
住民に危機感を持たせるのは難しい
という事実があります。

 

 

その為、これまでは『細かく(細分化)』という考えで、様々な避難情報や、地域を限定して避難情報が出されていました。

広い範囲で情報が発信されるよりも、より地域を限定して発信したほうが目的の地域の住民には『避難行動』に結び付きやすいのです☝

さらに、これからの令和時代では、細か過ぎる事による私達の判断のしにくさにも目が向けられるようになってきたようです❗

 
すなわち
『分かりやすい』
避難情報が大切だという考え方です

 

 

これって確かに大切ですね☝

 
いくら情報が優れていたり
ピンポイントで出されても
私達受け取る側が
それを判断出来なければ
『避難行動』には繋がりません。

 

 

的確な情報が分かりやすく発信される❗

きっと今後の『避難情報』に必要な形はこれなのでしょう🌊🏃💨

皆さんの馴染みあるところだと『避難勧告』『避難指示』という基準があると分かりやすいですよね☝

『○○地域の皆さん!あぶなくなったら避難して下さい』では判断が難しいわけです。

しかし、上記のような基準があると『あっ!避難が必要かも❗』と行動に繋げやすくなりますね。

 

また『避難準備』と言われるのと『避難準備・高齢者等避難開始情報』と言われるのでは、高齢の皆様👴👵にとってはどちらがより避難行動に結びつきやすいでしょうか❓

こちらは断然後者ですよね。

目的となる方を絞った分かりやすい表現にされたんですね。

高齢者の方だけでなく、妊婦の方や、介助が必要な方、障害のある方など、避難時に他の方の手助けが必要だったり、避難に時間を要する方等が含まれますよ☝

 

 

 

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その反面今回注目されたもう1つの論点はこちらでした❗

 

『避難所があふれる問題』

 

 

去年の台風 15号、19号🌀☔あたりからより避難を呼び掛ける情報をテレビで訴え掛ける結果一部の地域では、避難しなくて良い方まで避難所に押し寄せるという事態になりました🏃💨

 

例を挙げると2019年の台風 19号の際文京区では避難所に来た9割の人が避難する必要がない方だったという事です。

 

不安だからきた❗

 

 

これが避難所に来た方の一番の多い理由だったそうです☝
いくら人が押し寄せても不安な人を拒否は出来ません。

今後、不安な方に対しどう伝えていくべきかの『避難情報の伝え方』にも、皆さん頭を悩ませていた印象でした。

皆さんに再度理解してほしい事として専門家の皆さんが強調していた事があります。

それは

 

避難する=避難所に行く事だけではない

 

 

という事でした❗

自宅であってもそこが安全だと判断し、とどまった場合にも、それもまた避難なんですと私達に伝えてきました。

ホテル・知人宅・遠地避難など様々な選択がありますね。

 

コロナの時代に
避難所に行く事だけが避難ではない
とおっしゃられ
それを発信してほしい
と言われました。

 

 
🔴避難の遅れ
🔴避難のし過ぎ
このバランスをどうとるか。。

 

これからの時代の一番の課題になりそうですね。
シンポジウムでも勿論明確な回答はなく、今もなお『それぞれの方の感覚や判断に委ねる』という枠の中にいるように思いました✋

 

皆さんもぜひ一緒に考えてほしいです🌹

 

 

 

🌹命を繋ぐ防災未来バトン🌹